キンヒロ、データで攻略① ~禁域の天界兵器庫9F、アンゲロスZERO~
さて、今回は新シリーズです。敵ボスのデータを分析して、理論的に攻略を考察してみようと思います。第一回はアンゲロスZERO(9F)さんです。単騎オート周回を前提・目標としていきます。
アンゲロスZERO(9F)
最大HP:14223
攻撃力:7392
防御力:1097
速度:129
クリティカル率:10%未満 (木属性時、未確定、データ少)
クリティカルダメージ倍率:180% (未確定、データ少)
スキル1:スキル威力370(攻撃バフ時は400)、スタン1ターン
スキル2:スキル威力110、攻撃バフ1ターン
スキル3:5ターン防御デバフ、1ターン速度バフ
スキル4:ダメージを最大HPの10%にまで制限
スキル1とスキル2のスタンとバフは、「かすり」が発生するとつきません。スキル3はダメージがないため「かすり」は発生しません。
行動パターン
①スキル3で防御デバフをかけ
②スキル2で攻撃バフを載せ
③スキル1で大ダメージを与えにくる
以上が基本的なパターンです。スキル3のリキャストが消化されていたら、スキル3を使うため、時折③をスキップして①に戻ります。
単騎オート周回に向けた戦略
アンゲロスZEROとの戦いは必ず長期戦になります。なので以下の3つの要件を満たさないと事故で落とされると考えます。
① アンゲロスZEROの最大瞬間火力に耐えられること
② アンゲロスZEROの平均的な攻撃にずっと耐えられること
③ アンゲロスZEROの短期的な高火力に耐えられること
①は単純に攻撃バフ・防御デバフ・クリティカル・ばらつきの最大値を加味したダメージに耐えられる最大HP/防御が必要ということです。ダメージ計算式に当てはめたものを実際にみてみましょう。なお、前提として木属性(ダメージ20%減)としています。そうでないと「かすり」が発生しないためすぐ落ちます。
スキル2の防御デバフを弾く(解除する)場合と、そうでない場合を載せていますが、防御デバフ有りだと現実的ではありません。ルーン構成次第でギリギリ達成できますが、回復や火力の確保を考えると無理と言っていいでしょう。
②はダメージと回復のバランスです。ある程度長期戦になるので、平均的なダメージに対して回復が釣り合ってないと徐々に削られて落ちます。もちろん、ずっと戦闘が続くわけじゃないので若干減っていこうが実際は問題ないので、下の数字はやや過剰です。
この表のダメージは1サイクル(スキル3-2-1を使った場合)でのダメージなのでスキル2のダメージを含んでいます。アンゲロスZEROの行動3ターンのうちに、表にある分のダメージを回復できればHPは維持されます。
③は分かりにくい表現ですが、ここでは「2サイクル連続で高めのダメージが出てしまっても落ちないこと」だと思ってください。実際こっちのほうが要件①よりハードルが高いです。理論最大ダメージが2サイクル続いたら絶対に落ちるので、現実的に「一回の戦闘で落ちない確率97%」を狙った数値を載せます。
この表の数字の分だけ、「最大HP+1サイクルでの回復量」が必要です。防御1200なら最大HP5377に回復量2000/サイクルが必要ってことです。細かい導出は非常に長くなるし面倒なので省きます。
以上の3つの要件を満たすキャラを用意できればアンゲロスZEROに落とされることはほとんど無くなります。(多少満たせなくても、いつも負けるわけではない)
検証
私の単騎オート周回キャラであるイングヴェイを例に上記の数字を検証していきます。まずはステータスから
最大HP:5387
攻撃力:1049(ミノタウロスのリーダースキルで1311)
防御力:1245
速度:175
クリティカル率:58%
クリティカルダメージ:170%
デバフ抵抗:38%
デバフ命中:77%
特記:スキル1のスキルレベルは2で、ダメージ10%アップ状態
特記:1サイクル回復量(計算結果):1677
特記:ルーンは「吸血」「生命」 、デバフは敵に押し付けて解除
表にはないですが、防御1245のときの3つの要件を合わせると以下のようになります。
最大HP:4219 ⇒ OK (5387)
1サイクル回復量:1977 ⇒ NG (1677)
最大HP+1サイクル回復量:7178 ⇒ NG (7064)
若干要件を満たせていないといったところです。これで40回やって3回落ちているので、上記の3要件はまあまあ良い線いっているのではないでしょうか。(狙いは40回で1回落ちるぐらい)要件ピッタリのキャラが出来れば一番良いのですが・・、もう少し良いルーンが取れたらまた検証してみます。
なお、上記考察を一蹴しうるすごいポテンシャルを持ったキャラがいます。★4火属性のアモンです。ヤツは対アンゲロス最強なんじゃないかと思っていますが、もし育てれて、検証出来たら記事にします。
長くなりましたが、今回はここまでです。